コラム

本を読むということ

効能

本を読むことの意味を知ることができます

こんな人にオススメ

本? いやググればすぐでしょ、と思っちゃう方

なぜ我々は本を読まないのか

来ましたね、大人気コラムシリーズ。
管理人の溢れる文才をいかんなく発揮するこのエントリー、毎週楽しみにしている方も多いのではないでしょうか? といっても、この記事が初めてのコラムなんですが。
深夜に思うことを思うままに書いているので、文脈や構成に乱れが散見されるでしょう。でも最後まで読んでください。
ファンがあってこその私ですから。そんなに簡単に見捨てないでくださいね。
前置きが長くなりましたが、あなたは一ヶ月に何冊くらい本を読んでいますか? 私は多いときで10冊、少ないときで3冊くらいだと思います。
日本人の読書量は平均で年間12冊であるとも言われています。
参考情報:「1冊も本を読まない」…47・5% 文化庁調査で「読書離れくっきり」
現在はスマートフォンなどで活字を読んでいる方も多いですから、完全に文化庁の調査を鵜呑みにすることはできないと思います。
が、多くの方がスマートフォンでゲームをしたりニュースアプリで芸能ニュースを見ているでしょうから、あながち、間違っている調査データとも言えないかもしれません。
また、社会人の平均勉強時間は一日6分という調査結果が出ています。
参考情報:政府統計の総合窓口 – 社会生活基本調査
6分! ちょっと柔らかめのカップラーメン! 想像以上に社会人は勉強していないんです。
子供に対して勉強しろ、勉強しろと注意している大人の方々。あなたこそ勉強するべきなのです。
ただ、このデータを見て、「みんなそんなもんなのか。ちょっと安心した」というあなたは大分ヤバめです。
「やばいな。もっと勉強しないと」と思った方はまだ見込みがあります。
最高なのは「うひょ~、みんな勉強していないじゃん! チャーンス! 毎日60分勉強するだけで、トップ5%に食い込めるぞ! イェイイェイ!」と考えちゃう人です。
そう、みんながやっていないということは、非常にチャンスなんです。

なぜ我々は本を読むのか

翻って、なぜ我々は本を読むのでしょうか?
勉強のため?
受験のため?
昇進のため?
単なる暇つぶし?
色々な答えがあると思うのですが、私は「選択肢を増やすため」だと考えています。
「いや、ググれば分かることをわざわざ何で本を読むかね?」と思っているあなた。半分正しい。
一番ダメなのは、調べもせず(ググりもせず)人に聞いちゃう人です。これの何がダメって、自分の人生で大事な判断をするとき、人に任せちゃう癖がついちゃうことなんです。
言ってしまえば、人生の子供のままになっちゃうんです。
子供って、なぜなぜクイズが止まらない時がありますよね。好奇心を育むという意味では、非常に大事なことで、かのアインシュタインも「知識よりも想像力の方が大事」と言っています。
「イマジネーション!アハハァ!」ってやつです。頭の中に千葉のネズミが浮かんだ方はかなり想像力があるので大丈夫です。
想像力、好奇心を持つことは非常に大事です。ただし、偉大な大人と子供を分けるのはその先です。
子供は親に聞くだけ、大人は自分で調べなきゃダメなんです。
アインシュタインの親が高度な物理法則の質問に全て答えていたら、特殊相対性理論および一般相対性理論は生まれたでしょうか?
生まれないはずです。まぁ、私が親ならそんな質問してくる子供とは距離を置いちゃいますが(笑)
アインシュタインが偉大なのは大人になった後も、この疑問、好奇心を抑えることなく、特許庁で務めながら独自に思考実験を繰り返していたことです。
つまり、大人になりきれない人たちは、自分で勉強もせずに、いつもまわりの誰か(多くの場合、上司か先輩か親)に「なんで〜?どうしたらよいの〜?」と聞いて、返ってきた答えに満足して、その回答に沿った行動だけをしているんです。
「じゃあ、色々な勉強、調査をして、上手く人生を乗り切るよ。ググれば世の中の膨大な知識にアクセスできるからね」と思った方。まだ浅はかです。
知りもしないことをどうやって調べます? 自分の知っている単語、知識があるからそれを検索ワードに入力することはできるかもしれませんが、そのワードを知らなかったら?
また、ネット上に無数に転がっている虚偽の情報をどのように見分けるのでしょうか?
ネット上の情報は良い意味でも悪い意味でも、「検問がない」んです。文章をチェックする校正者も、内容の正しさを検証する編集者もいません。
世に出版されている本の内容が全て正しいとは思いませんが、まともな情報が記載されている確率はかなり高いです。
本を読んだからといって、全ての問いに最適な解を出すことが可能になるとは思いませんが、少なくとも、解き方の礎にはなるはずです。
自分の中に何もなければ選択肢という概念は存在しません。
あるものの中から選ぶ、というのが選択肢ですから。
その選択肢を増やす手段は何でも構いませんが、手っ取り早く、かつ効率的に増やすことができるのは、現代においてもやはり「本」なのではないかと考えています。


このコラムの間に格好良い写真を入れてみましたが、何の意味もありません。オシャレなんで入れちゃいました。
なんか、名言っぽい雰囲気になりませんか? ならない? パケットの無駄遣いをさせてしまって申し訳ないです。。。

まとめ

本を読むことの大事さを真面目に語っちゃいましたが、気楽に、興味のあるものから読んでみるのが良いと思います。それこそ、漫画でも良いと思います。
ただ、同じ価格で得られる情報量、密度、価値で言うと、やはり本の方がオススメです。
本を読むことで、今までの自分の人生を内省したり、行ったことのない世界に思いを馳せることが可能になります。
数千円の本でそんな素敵な体験ができるなんて、とても素晴らしいことだと思いませんか ?
多くの困難に遭遇していたユダヤ人も、戦争で負けた後の日本人も、本を読むことを非常に大事にしていたそうです。
なぜか? 戦争や紛争で色々な資産、大事なモノを不当に奪われても、たった一つだけ、奪われないモノがあるからです。
それは、「知識」という資産です。
そして、誰かが言ってました。筋肉は持ち運びできる自分のアピールポイント、つまり資産と言っても過言ではないと。
知識も筋肉みたいなもんです。どこでも持ち運べますし、女の子にモテますし。
最後にワケのなからないことを言ってしまって申し訳ないです。そういえば最近、ジムをサボり気味だな。
本を読んで知識がついてもジムをサボって筋肉落ちたらどうしよう…
すいません、関係ない話はここまでにします。
皆さんも多くの本を読んで、自分の中に豊かな資産と筋肉を築いていきましょう。
それでは、次回のコラムをお楽しみに。



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