世界のビジネスリーダがいまアートから学んでいること 書評
アートとビジネス、言い換えてみれば水と油のように、決して交わることのない両者だと考えられてきましたが、その考えはどうやら時代遅れのようです。
アートとビジネス、言い換えてみれば水と油のように、決して交わることのない両者だと考えられてきましたが、その考えはどうやら時代遅れのようです。
大人気コラムシリーズ。本ブログの管理人が自身の経験をもとに、本を読むことの重要性、そしてそこから得られる数多くの考察を余すことなく語ります。
脳科学の観点から見た中年の脳の底力が説明されています。
およそ99%近くの人間が生涯耳にすることのない単語、それが網様体賦活系。またの名をRSA。果たしてその正体とは。
あなたはなぜその商品を買ったのでしょうか?
それはもしかすると、巧妙に仕組まれたブラックマーケティングによって、「それが必要である」と脳が考えさせられた末の行動であるのかもしれないのです。
バスケットボールの神様マイケル・ジョーダン、世界で一番ホームランを打った王貞治、一代で巨大マーケットを開いたアリババ創業者のジャック・マー。
彼ら偉大な成功者に共通するスキル、特性、素質とは一体?
本書では大量に発生するデータがどのように我々の生活を変えてきたか、そして、我々の進歩にどれだけの貢献をしてきたか、その概要を実例を交えて説明しています。
本書は世の中で信じられてきた成功法則のどれが真実で、どれが空論なのか。著者の膨大な調査結果、最新の研究結果から、その法則性を明らかにする、という内容になっています。
著者のジョン・ソンメズはアメリカのソフトウェアエンジニアなので、この本に記載のある全ての方法が日本のエンジニアに当てはまるとは思えませんが、とかく日本人は自己アピールが上手ではない傾向にあるので、多少厚かましくとも、参考にできる内容は多いのではないかと考えています。